FLJ #38 配本開始

フリーマガジン、FLJ #38の配本を開始しました。

FLJ
CONTENTS
ISSUE 38 NOVEMBER 2014 ON THE COVER
今月の表紙はダブル表紙です。
COVER 1: CROSSFAITH
COVER 2: AKLO
PHOTO: JESSE KOJIMA
MESSAGE
011　from Editor
NEWS
012　HEADLINES
FEATURES
014　JAY ADAMS
016　SLIPKNOT
020　STEVE AOKI
024　CROSSFAITH
028　AKLO
032　ISSUES + FACT
036　BLACK SCALE
042　FUCT
046　GOURMET
048　YURIKA
050　TeddyLoid
052　Dee + RIE HATA
054　Aimi Odawara
ART & CULTURE
058　INVITATION FOR ILL JAPAN
IN EVERY ISSUE
062　HARDCORE FLASH by Zeebra
064　RED LINE DISTRICT by Kentaro Suzuki
066　DEVILUSE: Punk Equipment Deviluse
068　The Natural Way - NATURAL AMERICAN SPIRIT COLUMN
070　VOICE OFF STAGE by SHIN OKISHIMA
072　[ New!! ] LIVE YOUR OWN TIME by 湯川正人
075　MO’BETTER GLIDE by Tadayuki Kato




FLJとは...

Fine、WARP全盛期の編集長、大野俊也氏が手がけるフリーマガジン。
その名前は……FLJ（エフエルジェイ）
FILTH, LIBERTINE & JUSTICE（フィルス リバティーン アンド ジャスティス）の略。
大野氏とダニーボーイ、ティム・アームストロング（ランシド）の3人で名前を考える。
内容は、ファッション＋音楽＋アート＋スケート＋ライフスタイル。
目線はストリート。だけどワールドワイド。
価格はFREE。
テキストは、日本語＋英語のバイリンガル。海外でも配本している。
雑誌のアートディレクターにはADAPTER／ANSWRの針谷建二郎氏を迎え、
編集制作スタッフには、アーティストが直接参加。創刊号からのレギュラーには、ティム・アームストロング、ZEEBRA、難波章浩、DJ BAKU他を迎えている。
2008年7月30日創刊。
発行形態　体裁：100ページ前後 A4 平綴じ オフセット
　　　　　発行：年6回 隔月刊 30日（奇数月：1、3、5、7、9、11月）


大野俊也氏のメッセージ  from FLJ ISSUE 38. NOVEMBER 2014


カルチャーとか世界観ってやっぱり大好きだ。どんな背景があって、どういう人の繋がりがあって、どういうことを考えて、どういうことを狙って、どこに行こうとしているのか。それは表現というものをしていく上でスゴく重要なことだと思う。僕が雑誌で取材しててもそこが一番気になるところだ。
世界は広いし、いろんなスタイルがあるし、いろんな世代がいる。過去を掘って、現在を意識し、未来を夢見て、横の世界を広げていく。クリエイティヴィティを武器に、一人ではできないことを形にしていく。この意識とイメージこそがカルチャーであり世界観だと思う。
一方でそういうものが今どんどん薄まっていってるみたいな話も聞く。だけどどうなんだろう？それは大きな目で見れば時代の進化に逆行している流れなんじゃないだろうか？　人間の意識の向上とテクノロジーの進化の中、消費されていくだけではない、リアルな「本質」はさらに求められていくように思えるからだ。
カルチャーや世界観を乗り物に見立ててみよう。この乗り物に乗って、世界中を時空すら超えて乗りこなせたらどれだけ楽しいことだろう。でもそうやって未来がリアルなものになっていくように思う。

Culture and view of the world, two things I simply cannot ignore. What's the reason all behind this? who's all related? What's in their mind? What's the purpose? And where are they all going? The answers to such questions are very important for those who want to express themselves.

The world is big enough. There are so many styles and people. Dig the past, feel the present, dream the future and expand your world. With creativity as your lethal weapon, you are able to create something that you can't accomplish all by yourself. Such awareness and image is culture and view of the world, I believe.

On the other hand, I hear stories that people are no longer interested in such things as culture and view of the world. But is it all true? Aren't they just putting the clock back? Improvement of the human awareness and evolution of the technology is leading us to find out the "essential" reality. This, I strongly believe.

Let's image culture and view of the world as some kind of a vehicle. We ride on it, control it and travel all over the world. Future may be a dream, but it will be real if we all believe.

編集長　大野俊也
Toshiya Ohno / Editor in Chief



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