フリーマガジン、FLJの配本を開始しました。
FLJとは...
Fine、WARP全盛期の編集長、大野俊也氏が手がけるフリーマガジン。
その名前は……FLJ(エフエルジェイ)
FILTH, LIBERTINE & JUSTICE(フィルス リバティーン アンド ジャスティス)の略。
大野氏とダニーボーイ、ティム・アームストロング(ランシド)の3人で名前を考える。
内容は、ファッション+音楽+アート+スケート+ライフスタイル。
目線はストリート。だけどワールドワイド。
価格はFREE。
テキストは、日本語+英語のバイリンガル。海外でも配本している。
雑誌のアートディレクターにはADAPTER/ANSWRの針谷建二郎氏を迎え、
編集制作スタッフには、アーティストが直接参加。創刊号からのレギュラーには、ティム・アームストロング、ZEEBRA、難波章浩、DJ BAKU他を迎えている。
2008年7月30日創刊。
発行形態 体裁:100ページ前後 A4 平綴じ オフセット
発行:年6回 隔月刊 30日(奇数月:1、3、5、7、9、11月)
大野俊也氏のメッセージ from FLJ ISSUE 31. SEPTEMBER 2013
FLJもこの号で5周年を迎えます。あっという間の5年間でしたが、僕の人生の中でも相当に濃かった5年間でした。
一度雑誌の世界を引退したつもりだった自分が、再び雑誌を手がけることになったのには理由があります。それはもう本当、単純に雑誌が好きだということに改めて気づいたからです。雑誌の魅力はどんなにデジタルが進化しようと変わらない、ということにも改めて気づきました。取材や撮影の楽しさ、取材、撮影を通じて知り合う人たち、新たに知る世界、訪れる国、街、写真を選んだり、デザイナーとレイアウトを進めたりする時の興奮、そして本が上がってきた時の喜び、本を人に渡して見せる時のドキドキ。これは何ものにも変えられないものです。
今回取材でアメリカに行った時に、パンク/ハードコアのシーンでは、7インチ、ヴァイナルが復活しているのに驚きました。話しでは知ってたけれど、例えばフェスに行っても、CDは売っていないし、キッズがみんなヴァイナルを手にしている。その上、カセットテープも復活していたのです。メディアとして考えればデジタルの便利さにはかないません。だけど、アート、手触り等も含めた「モノ」の魅力っていうのはやっぱりあるんです。雑誌も同じで、情報メディアとしての利便性では、もうかつての栄光はありません。だけど、わざわざ雑誌を探してもらって、手にとって気に入ってもらえて、その上すぐに捨てずに大切にしてもらえたりしたら、最高なんです。
これからもFLJをよろしくお願いいたします。
編集長 大野俊也
希望の方は、
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